京都・亀岡から地域そして、日本の農業を考える。
中学時代、 黄色いご飯を見て 疑問を感じた。 |
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亀岡の薭田野町(ひえだのちょう)に生まれ、中学からは母の方針で立命館に通ったんです。当時、亀岡から蒸気機関車と路面電車で2時間ほどかけて通っていました。昼食の時間にふと周りの友だちの弁当を見ると、ご飯が黄色いんですよ。そこで「なんでお前のご飯は白いんだ」って驚かれました。自分からすれば黄色いご飯のほうがビックリなんですが、当時は古米しか市場に出なかったんですね。だからいくら京都市内に住んでいても家庭で新米は食べられなかった。そこで交換して食べたりするとみんな「うまいうまい」って喜んでくれてね。先生のご飯も黄色かったので、先生に米をプレゼントすると先生も喜んでくれたんです。それまで田舎に住んでいることにひけ目を感じていたんですが、亀岡に住んでいて良かったと思いました。当時はまだ農業を継ぐかどうか、考えもしていませんでしたが、今振り返ると、この時の経験が農業政策とか、国や人にもたらす影響などを考える原点になったと思います。
薭田野(ひえだの)町は
丹波佐伯と
言われた地。
約3000年前、この地に住み着いた祖先の人達が食物の神、野山の神を祭り、原生林を切り拓き田畑を造ったのが丹波佐伯郷の始まりです。丹波とは「黄金色の稲穂の波」という意味があり、その名の通り古来よりの穀倉地帯で、この佐伯も江戸時代には亀山藩の中で高い生産量を誇る米どころの一つでした。亀岡の米はキヌヒカリ、コシヒカリ、ヒノヒカリ等が生産されています。粘土質の土壌、良質の地下水、天災を受けにくい盆地、空気の美しさなど、米づくりには理想の地。この環境を生かし、さらに各農家のこだわりの技術と繊細な愛情で稲を育み、みなさまのもとへお届けするお米を作っています。
社名 | 株式会社 アグリにのうみ |
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代表者 | 八木秀和 |
創 業 | 2013年3月4日 |
資本金 | 300万円 |
所在地 | 〒621-0031 京都府亀岡市薭田野町太田川ノ上23 |
電話/FAX | TEL:0771-22-1867/FAX:0771-25-2295(八木商店内) |
定休日 | 日曜・祝日・祭日・第二月曜日(繁忙期は不定休) |
取引銀行 | 京都銀行 |
関連団体 | 株式会社 八木商店 |